もうずいぶん前になりますが、デジタルハリウッド大学卒業制作展でキャラクターデザインをさせていただきました。Remieプロジェクトという、架空のキャラクターを作って現実のお部屋を作るというコンセプトの企画でした。脱ぎ捨てられたパジャマなどもキャラクターが着ていたという設定。服には”匂い”が付いていたり(これが今回のイチオシ技術らしい) ベッドへの脱ぎ捨て方にもこだわったといいます。(パンツもありました。なぜ脱いだ) デスク周りもなんだか女の子らしくないけど、多分そこがいいんだろうなぁ。harman/kardonのモバイルスピーカーとかだいぶ男らしいです。Remieちゃんは男子にとことん寄ったキャラ設定でした。
こういうのすごいですよね…。2次元のキャラクターが、フィギュアとは違う形で現実になる感覚。
正直意味不明だし最低(褒め言葉)だけど、こんな技術が後々日本を救っていくのかなと思ったり思わなかったり…。何が化けるかわかりませんからね!学生さんの熱意、確かに伝わりました!
最近はキャラクターを使っていただける機会が飛躍的に増えました。
こういった手の込んだ企画でなくても、書店とか街中で見るたびになんだか不思議な気分になります。まさにコンピューターの世界から飛び出してきたかのような。夢か現か、二次元というのは、あやふやな境界だからこそ魅力的なんでしょうね。